11月4日(日)に、「平成24年度新潟県身体障害者施設家族会役員交流会」が行われました。今年度は当施設が当番施設であり、県内の各施設家族会役員の方々を上越にお招きしました。
交流の一環として、当施設作業療法士による「リハビリと生活ケア」と題した講演を行いました。
リハビリテーションとは、かつては心身の障害が元の状態に戻るような訓練を行うことと考えられがちでしたが、語源は「再び(Re)ふさわしい(Habilis)状態にする」ということで、中世では「名誉の回復」という法律用語でした。今では、障害を治すことだけではなく、障害を持った人が障害を持ったままでも「自分らしく生きることができるよう支援すること」「どのような状態でも最期まで尊厳ある生き方ができることが最大の目的」であると学びました。
そのためには、ご家族や施設が一体となり、利用者様を支援することが必要であると会場全体で一致し、何ができるか、何をすべきかの課題を与えられた気がします。
当家族会の皆さま、当日の企画・運営、たいへんお疲れ様でした。
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351 (火曜日, 06 11月 2012 16:16)
久しぶりにコメントします。久々すぎてすみません。
交流会の当番施設お疲れ様でした。
リハビリテーション=再び、ふさわしい、状態にする
その通りだと思います。
リハビリ=自立 ⇔ リハビリ=自律
自分で決めたことややりたいことができること、たとえ他者の援助を受けたとしても・・・
そのような援助ができるように私も努めていきたいと思います。
今後も健闘を期待します。私も負けないように頑張ります。
管理人 (火曜日, 06 11月 2012 20:34)
351さん、いつもありがとうございます。
「自立」と「自律」、生活支援に携わる者として、大切にしたいキーワードですね。
お忙しそうですが、時間があったらまたコメントしてくださいね。
はまのお嬢 (木曜日, 08 11月 2012 23:30)
当施設職員です。351さん、いつもありがとうございます。
施設は、集団生活の場であり、どうしても何らかの制限や、我慢をしいられてしまう場面があります。ですが、その中でも自分は自分らしくありたいという人として当たり前の希望や選択を、当たり前にできる「施設」であり、その思いに応えられる「支援者」でありたいと思っております。
また、私がこの先、誰かに支援を受ける立場になっても、自分らしく生きていきたいと思いますので、その思いをしっかり受け止めてくれる支援者も育成していきたいと思います(^-^)