全国老人福祉施設研究大会(沖縄会議)に参加してきました。開催期間中(12/18~19)は、メタボの私にとってじっとりと汗ばむほどの陽気でした。
さて、今回は全国老人福祉施設研究会議第3分科会(人材枯渇時代を突破する施設戦略)での事例発表が主目的でした。遠方からの参加者に何か一つでも参考となる言葉を伝えようと最大限の工夫しての発表を行いました。人前での発表は少しは慣れていると思っていましたが、時間制限がある中でパソコン操作をしながらの発表は、なかなか思い通りにはいきませんでした。
自分の発表が分科会の終盤に割り振られていたため、他の発表者の内容に100%集中できなかったところがありますが、いくつか参考となる事例がありました。それらについては研修報告書で経営管理者層の方々に伝えたいと思います。
今回、私は経営管理分野で参加いたしましたが、研究会自体は介護現場でのさまざまな取り組みに関する発表が多数を占めています。当施設の介護現場でも発表に値する取り組みが行われていると思います。来年以降は、ぜひ現場からの研究発表参加を目指してほしいと思いました。
発表のためには、関連する資料を集める、プレゼンテーション用ソフトを使って資料を作る、発表の論理構成を考える、発表の練習をするといった作業が必要となります。さらには論理構成を考えている中で、実際に行っていることの不十分さ、重複、連携不足等が発見される可能性もあります。
本来業務の合間にこれらのことを行うことは大きな負担を伴うものですが、その経験は本人の能力アップ・モチベーションアップだけでなく、組織力向上にも大きく寄与するものです。また、そのような動機付けを指導することや環境を整えることも同時に必要であり、そのことも組織力向上につながると考えられます。上司と相談の上、積極的に参加を目指してください。参加に当たって求められれば最大限の協力をしたいと思います。
なお、当日のパワーポイント資料を掲載しておきますが、当資料は発表の理解を助ける補助的なものとご理解ください。具体的な発表内容は、その場で言葉による発表を聴いていただかなければ伝えられません。従って当資料の記載内容だけが発表のすべてではないことを付記いたします。
(参事 小菅真一)
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