近年、様々な感染症が流行し、福祉施設でも感染症防止のための衛生管理が重要になってきました。
特に、集団生活をする施設では、感染症の拡大防止は必至で、その拡大の媒体者にならないよう、スタッフの衛生管理が重要となっています。ですが、この衛生管理は手間も時間もかかり、効果は目に見えづらいのが現状です。そのため、感染症防止委員会では、昨年から「本当にこの衛生管理は適切であるか?」「必要な手順を踏んでいるか?」「もっと効果的・効率的な方法はないか?」という視点から、施設内で使用する薬剤の見直しと、衛生管理について検討を重ねてきました。
そして今回、新薬剤の導入に伴い、(株)花王様をお迎えし、「環境衛生」についての研修会を行いました。
研修会では、当施設でも取り組んでいる標準予防策や、環境衛生についてのお話をしていただき、導入した薬剤の効果的な使用方法についてご講演いただきました。
特に、委員会で取り組んだ今回の新薬剤の導入ポイントは、「適切な場所で、効果的に使用する」「適切な薬剤を使用することで時間や手間を削減する」「手間や時間を削減することでサービスの向上を図る」というものです。
介護は手間と時間をかける仕事です。そのため「削減」や「効率アップ」できるものを違った側面から考えようというのが今回の委員会活動でした。今後も衛生管理にまい進していきます。
(感染症防止委員会)
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