No.744 厳しい日本の現実。こんな時こそ、前を向いて。

 今月、厚生労働省から「介護報酬改定案」ならびに「障害福祉サービス等報酬改定案」が示されました。今年の4月から3年間、この改定に基づき、全国各地、一律の基準で介護・福祉サービスが提供されることになります。


 皆さんも報道でご存じのとおり、介護保険(高齢者福祉)分野においては、全体で▲2.27%の改定率が示されました。現在、改定案の内容を一つひとつ確認しながら、当施設の来年度の介護報酬(収入)を試算しています。


 今年度の当施設利用率から算出した、来年度の収入予測では、特別養護老人ホームで約1,000万円、ショートステイで約160万円、デイサービスで約240万円、3部門全体で約1,400万円の減収となりました。


 減収になっても、サービスの質を落とすことはできません。厳しい現実を受け止めつつ、スタッフが知恵を出し合って、この難局を乗り越えたいと思います。

厳しい試算結果。これも日本の現実。それでも福祉向上のため、ただ前を向いて進むのみ。
厳しい試算結果。これも日本の現実。それでも福祉向上のため、ただ前を向いて進むのみ。