さいはま園です。「自分のペースで気兼ねなく、本を読みたいなぁ」とはご利用者のFさん。一人では本のページをめくることが難しく、介助を必要としていました。
「なんとかFさんの思いを叶えたい」ということで、早速、専門の業者さんに相談です。先ずは、アナログ感満載の「ページめくり機」を試してみました。ご自身の操作で自動的にページをめくりながら本を読み進めることができました。
続いて「タブレット(携帯情報端末)」を試してみました。タブレットを固定する専用のアームを見やすい位置に固定します。あらっ、こちらも便利。デジタルの力。「こちらもすごいですねぇ」と感慨深く語るFさん。
「本を読む」。このあたりまえの行為にも、障害のある方々には「バリア(障害物)」が存在します。今回は「アナログ」と「デジタル」を駆使して、支援の方法を検討しました。Fさん、使い勝手はいかがでしょうか。これからも、何かあれば、遠慮なくおっしゃってくださいね。
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