No.856 高田築城にご尽力いただいた伊達正宗公ゆかりの地、杜の都仙台へ!~終章~(さいはま園)

「全国大会を終えて」


 この度7月9日から10日に、仙台の江陽グランドホテルにて行われた、全国身体障害者施設協議会の研究大会に参加させて頂きました。


 大会前に会場内をみて歩くと、物販・書籍販売に並び、東日本大震災のパネル展示がありました。パネルには震災前後の比較写真があり、多くの民家が立ち並ぶ土地が、震災(津波)後、何もなくなり地面が剥き出しになっているなど、その被害の甚大さを改めて感じました。また、開会式での特別講演等でも、震災のことに触れた挨拶や話がありました。しかし、そういった大災害を乗り越え、今回の大会が開催されていることを考えると、人間の強さや、大会にかける気持ちの表れのようにも感じることができました。また、初日の大ホールには約1,200人がつめかけ、行政説明や基調報告も行われました。

 2日目は、実践報告がありました。時間になると会場一杯に自分の発表を聞きに来て下さる方がおり、200人以上の方が来て下さったことに驚くと共に、こんなに多くの人の前で自分の思いをしっかりと伝えることができるのか、不安と緊張で一杯でした。

 しかし、今日まで発表の資料作りのために多くの時間をつくり協力をしてくれた、当施設のスタッフみんなのお蔭もあり、何とか無事に発表を終えることができました。普段ではなかなか体験できない、よい経験をさせて頂けたと思います。


 最後に、私の発表を聞きに来て下さった各施設の方々には、大変お聞き苦しい所も多々あったと思いますが、本当にありがとうございました。

(さいはま園 森永)

牛タンの味とともに、心に残る全国大会となりました
牛タンの味とともに、心に残る全国大会となりました