No.930 純真無垢な子どもたち。10年後、期待していますよ!(しおさいの里)

 10月9日(金)、可愛らしい元気なお友達が「しおさいの里」を訪問して下さいました。大潟町小学校2学年では、「生活」の授業の一環として「町たんけん」という活動を行っています。その中で、「しおさいの里も探検してみたい」ということで、8名のお友達と保護者の方が訪問されました。


 「しおさいの里をしていますか?」の問いに「知らな~い。」予想通りの答えが返ってきました。そこで、「たくさんのお年寄りの方が暮らしている、おうちなんですよ」と説明したところ、「え~、ここに住んでいるの?」と驚いた様子でした。また、小学生からは「何人いるんですか」「リハビリは何をやるんですか」「大変だと思うことは何ですか」「何を食べていますか」「働く時間は何時間ですか」「働いている人は何人いますか」「何をして遊んでいますか」「何人で遊ぶのですか」等、たくさんの質問を考えてきてくれました。そして、実際に園内を探検しながら、利用者様や職員に直接質問をしてもらいました。目をキラキラ輝かせながら話を聞いたり、利用者様の様子を見ていました。


 探検中、白い洋服を着ている人がリハビリの先生ですと紹介すると、「作業療法士さん」と専門用語を発した子もいて、それにはこちらもびっくりでした。利用者様からも「可愛いね」「また来てね」「ここは楽しいよ」「外に出たいな」「自分の好きな飲み物を出してもらえるんだよ」と質問に答えて下さいました。


 小学2年生の子どもたちにの心に、しおさいの里がどのように映ったのかは解りませんが、自分の家のおじいちゃんやおばあちゃんとは違い、誰かの助けを借りて生活していることを少しだけ解っていただけたようです。将来、この中の何人かが福祉の仕事を選択肢の一つとして選んでもらえることに期待をし、一時間の探検は終了しました。付添いの保護者の方も「初めて入りました」とのこと。引率ご苦労さまでした。


 最後の記念撮影は、みんなとてもいい笑顔でした。

(高齢介護課長 福田)

「町探検」に当施設を選んでくださった子どもたち。最後は仲良く記念撮影。皆さんにとって、楽しい修学旅行となりましたか?
「町探検」に当施設を選んでくださった子どもたち。最後は仲良く記念撮影。皆さんにとって、楽しい修学旅行となりましたか?