去る12月4日(金)、上越市立大潟町小学校において、5年生80名を対象とした「認知症サポーター養成講座」を行いました。今回も「頸北・名立地区キャラバン・メイト連合会」の皆さんと、寸劇を交えながら子どもたちに認知症への理解を深めてもらいました。
今回の寸劇では、主役の「コメさん」と小学生の役が急きょ変更となり、練習不足のなかでの本番となりましたが、そこは芸達者なメイトの皆さん。すぐに子どもたちの「笑いのツボ」を押さえながら役を演じていきました。
今回は認知症に限らず「老人ホームで暮らす高齢者の方々の気持ち」についても触れました。「地域のことやみんな(子どもたち)のことを聞かせてくれることを楽しみにしていますよ」との説明に、各々が真剣にメモを取っていました。また、最後の質問コーナーでは、大勢の子どもたちが手を挙げ、時間が足りないほどの盛況ぶりでした。「オレンジリングって、何でオレンジなの?」との素朴な質問に、私たちも慌ててスマートフォンで調べる一幕もあり、逆に勉強になりました。
今回の講座から、「高齢者と子どもたちがお互いに見守りを通して支え合える地域」になれたらいいなぁと、強く感じました。
(うのはな苑 田中)
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