No.1150 防災のスペシャリスト直伝の講話を聴いて、安全対応に磨きをかける!

 先日、当複合施設に頸北消防署の金子消防防災係長を講師にお迎えし、防災講話を行いました。
 通常は、年2回の「防災訓練」と、緊急連絡網を確認する「通報訓練」を実施しておりますが、今年度は、施設内の防災計画にある「防災に関する教育を行う」に基づき、企画をいたしました。
 日ごろから、避難訓練や防災の意識はあっても、専門職の方から心構えや留意点を伺う機会は、なかなかありませんので、職員一同、新たな気持ちで講演を聞きました。その中でも災害は突然やってくるが、火災などは未然に防げるものもあります。日ごろからの意識や点検が重要なこと。万が一、火災が発生しても消火栓や消火器の使い方、緊急連絡網の確認、施設のシステムや防災扉の確認などが大切であることを改めて学びました。
 また、「プロアクティブの原則」においては、災害に対し、①疑わしいときは行動せよ。②最悪の事態を想定して行動せよ。③空振りは許されるが、見逃しは許されない。という重要なことも学びました。
 「どうせいつものこと」「これくらいなら大丈夫」「まだいいだろう」という日常の甘い判断が、小さな災害でも大事故につながるということです。研修後は、職員からも、「この原則は、災害だけではなく、日常の業務にも反映できる」との意見もあり、大変有意義な研修となりました。
(障害支援課長 中村)
時折、笑いを交えながらの防災講話。「プロアクティブの原則」と聞いて、ニキビ予防を想像したのは私だけではないはず!
時折、笑いを交えながらの防災講話。「プロアクティブの原則」と聞いて、ニキビ予防を想像したのは私だけではないはず!