No.1191 認知症がある人への生活支援。その鍵は、ケアを提供する私たちの「心の中」にある(しおさいの里)

 しおさいの里・入所部門です。当法人では今年度から「認知症介護指導者」を法人内に配置し、施設における認知症ケアの質の向上を目指す取り組みを行っています。

 

 先日、当部門では「ひもときシート活用勉強会」と題した認知症ケアの研修会が開催され、私もケアスタッフの一員として参加しました。

 

 いつもの介護現場を離れての研修会。わかっているつもりでいても、いざ参加してみると、忘れかけていたことを思い出したり、また新たな発見があったりと自分自身を再確認できる場となりました。

 

 今回の勉強会を通じて、スタッフ間で情報を共有しながら、認知症を持つ『人』の「要望や願い」を引き出しながら、その人らしさを探っていきたいと思います。

(6丁目・介護主任 新保)

座学での「理論」と現場での「実践」を重ね合わせる作業。常に「意識すること」の大切さを実感
座学での「理論」と現場での「実践」を重ね合わせる作業。常に「意識すること」の大切さを実感