No.1217 お客さんの笑顔とアロマの温もりに、寒さも忘れました(認知症カフェ「うみまち茶屋」)

 去る10月29日(土)、今年で4回目となる「大潟福祉まつり」が開催されました。数々の地域の福祉関係団体が参加するなか、「認知症カフェ『うみまち茶屋』」は2回目の参戦。今回のまつりでは、うみまち茶屋の活動を一人でも多くの方に知ってもらう目的に、出張カフェとして開店いたしました。

 

 当日は屋外での青空開催を予定していましたが、あいにくの天気のため、室内に場所を移しての開店となりましたが、ひとり、またひとりと立ち寄ってくださり、概ね60名の方々よりご来店いただくことができました。

 

 合同開催となった大潟区作品展や当福祉まつりに来て、今回はじめて足を運んでくださった方や馴染みの皆さん、地域の方、そして施設にお住まいの方からも参加して頂きました。今回も「久しぶりだね!」という再会を喜ぶ場面に出会え、地域をつなぐ「うみまち茶屋」でもあるんだなと嬉しく感じた次第です。

 

 また、今回のミニイベントは、運営委員長でもある五十嵐さんの「認知症予防のアロマ講座」です。アロマのほんのりと良い香りに包まれた空間で、スタッフも癒されながら、香り当てクイズなるものをしてもらいました。いろいろな種類の香りを「匂いだけで何かを当てる」という内容でしたが、これがまた名前が出てこない!!私を筆頭に、たいていの皆さんが「あ~これね、あれ、あれ」「なんか果物!」「かいだことあるけど・・・・」といった具合です(笑)こちらも、楽しみながら自分の認知機能にちょっと危機感を感じることのできたイベントとなりました。

 

 さらには、朝から腕によりをかけて作っていただきました「うみまちパティシエ」の秋のフルーツケーキも絶品でしたし、今年の大潟福祉まつり・出張カフェも大成功だったと思います。

 

 ご来訪くださった皆さま、長時間ご協力いただいたボランティアさん、本当にありがとうございました☆

(地域包括支援センターうのはな苑 荒井)