No.1227 誤飲防止に関する研修会。日常生活場面における危険性を再確認しました

 このたび、事故防止・安全委員会では、「誤飲防止研修会」を開催しました。

 

 誤飲とは、食べ物以外のものを誤って口にしてしまうことを指します。身のまわりにある様々なものが対象になる可能性があります。そこで、2つの班に分かれ、ワークシートを用いてのグループワークを行いました。各班ともに多くの意見交換ができ、誤飲に関する知識を深めることができました。また、誤飲を予防する上で大事なこととしては、「ご利用者のアセスメント(事前評価)」「環境整備」「ご家族や職員間での情報共有」が挙げられました。

 

 研修の後半では、誤飲してしまった時の対処法について、資料を用いて説明を行うとともに、ご利用者の状態観察、医療との連携はもちろんのこと、誤飲した内容物によって対処法が違うことも確認し合いました。ちなみに、高齢者の方が誤飲するものの第1位は、シリカゲル(乾燥剤)だそうです。

 

 今回の研修を通して、各ユニットで点検等を行い、ご利用者の過ごしやすい環境づくりに努めていきます。

(副委員長 介護職員・杉田)

Aチームの検討風景
Aチームの検討風景
こちらはBチーム
こちらはBチーム


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コメント: 2
  • #1

    はまのお嬢 (土曜日, 19 11月 2016 09:11)

    どんなに対策を講じても、思わぬ動きをされる利用者様もおられます。私たちは、そんな緊急時に備えるためにも、知識や技術をこれからも学んでいかなければなりませんね。

  • #2

    管理人 (日曜日, 20 11月 2016 17:49)

    はまのお嬢さん、コメントありがとうございます。
    現場スタッフの思いが詰まった研修会。たいへん心強く感じています。
    事故防止安全委員会の皆さん、これからもよろしくお願いします!