No.1510 春が近づく嬉しさとシベリアに旅立つハクチョウとの惜別の想いが交錯。自然の中で生きていることを実感

 今日のお昼前。介護予防教室「だんだん広場」のご利用者さんをご自宅に送るときのことです。冬季間は幹線道路を利用するのですが、今日は雪解けが進み、通行可能となった農道を走ってみました。

 

 すると、後部座席から「運転手さん、あれはハクチョウじゃないかしら!」とはWさん。すぐに車を停めると、黒と黄色の口ばしを持つ十数羽のハクチョウが田んぼの餌をついばんでいました。

 

 「まあ、元気な姿が観れて幸せだわぁ。やっぱり今日は外出して良かった!シベリアに無事帰れるよう、いっぱい餌を食べてね。そしてまた、来年も待っていますよ!」Wさんの嬉しそうな表情がとっても印象的でした。

 

 ハクチョウとの偶然の出会いに、ご利用者さんも小生も、だんだん広場で火照った身体がさらに温まる瞬間となりました。

雪解けが進む近隣の田んぼ道を久しぶりに駆け抜けると、ハクチョウの集団に遭遇
雪解けが進む近隣の田んぼ道を久しぶりに駆け抜けると、ハクチョウの集団に遭遇
車から降りると我々に背中を向けて遠ざかる皆さん。食事の邪魔をしてごめんなさい。でも、素敵な出会いをありがとう
車から降りると我々に背中を向けて遠ざかる皆さん。食事の邪魔をしてごめんなさい。でも、素敵な出会いをありがとう