No.1616 相談援助で大切なこと。自分なりに自問自答(夕映えの郷)

 夕映えの郷では、去る9月5日に『対人援助力を基礎から高める~自分を使える援助者になるために』と題した職員研修会を開催しました。

 

 講師は淑徳大学総合福祉学部・佐藤俊一教授です。当日はお忙しい中、私たちのために千葉から駆けつけてくださいました。

 

 佐藤教授曰く、相談援助場面においては「基本となる人間関係(基礎)があって、援助関係(専門)が成り立つこと」、「基礎工事を続けることが専門性の証である」とのお話をいただきました。

 

 そのお話から、人間関係の基礎として「心と心のキャッチボール」を連想しました。相手が投げかけたボール(言葉や表情、しぐさ)をフットワーク良く受けとめているか、そして受けとめた事象を感受し、自分の言葉で相手の取りやすい場所に投げ返しているか。自問自答を繰り返す研修会となりました。

(管理人)

対人援助力を基礎から高める
対人援助力を基礎から高める
熱弁の佐藤教授。あっという間の3時間。たいへん勉強になりました
熱弁の佐藤教授。あっという間の3時間。たいへん勉強になりました