No.1633 アンガーマネジメントの研修会。「怒り」を科学すると、前向きな感情が湧いてきました

 しおさいの里等複合施設および夕映えの郷では、去る10月25日(木)に全職員を対象としたメンタルヘルス研修会を実施しました。講師はヘルスカウンセラーの山岸智子さんです。

 

 当法人では、定期的にメンタルヘルスに関する研修を行うことで、働く職員の「心と体の健康づくり」に努めています。

 

 当日は『アンガーマネジメント~怒りのコントロール~』をテーマに、山岸さんの介護現場での経験を交えてわかりやすく説明していただきました。ちなみに、アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです(日本アンガーマネジメント協会ホームページhttps://www.angermanagement.co.jp/参照)。

 

 研修を通じて、「怒りは人間にとって自然な感情の一つである」「怒りは身を守るための感情である」ということを前提に、怒りを自分で受け入れ、衝動をコントロールする技を教えていただきました。

 

 怒りに対しネガティブなイメージを持っていた私にとって、この研修は発見の連続でした。職場での人間関係、家族間の感情等、相手のこと・自分のことを理解する上で、多くの気づきとヒントをいただいたメンタルヘルス研修でした。

(管理課長 吉崎)

研修会の様子。職種を問わず、60名近くのスタッフからの参加がありました
研修会の様子。職種を問わず、60名近くのスタッフからの参加がありました
自身の怒りの強度・頻度・持続性を診断(見える化)しました
自身の怒りの強度・頻度・持続性を診断(見える化)しました
怒りの場面を振り返り、お互いに意見を交わしました
怒りの場面を振り返り、お互いに意見を交わしました