当複合施設では、地域共生社会に対する理解を深めること、ならびに当デイサービスセンターの機能を強化する一環として、去る10月21日(日)に先進地である富山県まで出かけてきました。
午前中は、子どもからお年寄りまで、年齢や障がいに関わらず地域に暮らすすべての方々を受け入れる『富山型デイサービス』を実践する「おらとこ」さんを見学させていただきました。代表の野入さまより施設内をご説明いただきましたが、介護のあり方に対する熱い想いを含め、多くのことを学ばせていただきました。
午後からは「サンシップとやま」で開催されました「共生地域福祉フォーラム」に参加しました。主催された「富山ケアネットワーク」の20周年に対してのイベントが盛大に行われ、地域の介護事業所や当事者、家族、地域の方々の距離の近さを感じました。また、地域全体でケアを行っていることを強く実感することができ、20年で築き上げてきたサービスの方向性が浸透しているのだなと思いました。
その後のパネルディスカッションでも、障がいのある方々の思いや「今、わが町に求めるもの」に対して、パネリストの方々の熱意を強く感じました。
富山型は、現在の福祉事業のあり方として、地域との関わりはもちろん、行政も近い距離感でいい関係ができていると思いましたし、自分たちの施設でも取り入れられることを考え、今後のより良いサービスにつなげていきたいと思います。
(生活相談員兼介護職員 大島)
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