No.1655 湯船に浮かぶ柚子の実に、冬の訪れを実感しました(ゆりかご荘)

 デイサービスセンターゆりかご荘です。先日、あるスタッフからのご厚意によりたくさんのゆずを頂きました。早速、ご利用者の皆さんに楽しんでいただこう!ということで、急遽「ゆず湯」をさせていただきました。

 

 「ゆず湯」は12月22日の冬至の日(柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。こうした語呂合わせから、冬至の日にゆず湯に入る)と思われていますが、もともとは運を呼び込む前に厄払いするための禊(みそぎ)だと考えられているそうです。

 

 昔は冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気が起こらないという考えもありました。また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められているそうです。

 

 もちろん、ゆず湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。さらに、芳香によるリラックス効果もあります。

 

 一足先にゆりかご荘でのゆず湯を楽しんでいただきました。「たくさんゆずが浮いていて良かったよ。」「触ったらゆずの良い香りがした。」「お肌がすべすべになったよ。」皆さんに楽しんでいただけたようです。ゆずのパワーをいただき、今年の冬も元気に過ごしましょう。

(生活相談員 縄)

とってもいい香りがしました
とってもいい香りがしました
ぷかぷかと浮かぶ姿に冬の訪れを実感
ぷかぷかと浮かぶ姿に冬の訪れを実感