No.1745 「みんなで学ぼう会に参加して」(地域の参加者からの声)

 「みんなで学ぼう会」に参加したきっかけは、しおさいの里で余暇活動の支援をしながら、毎回、参加者さんからは教えられることがたくさんあり、もう少しさまざまな視点で介護について考えてみたいと思ったからです。

 

 私は、植物療法をアクティビティケアに取り入れるということを仕事にしており、施設や在宅介護・看護に関わる全ての人のヘルスケアをサポートしています。先日参加した『ひもときシート』は、実務者研修で学習したケアプランの作成とはまた違う面白さがありました。その人その人に見合ったサービス提供やアクティビティケアを考えるときに大変参考になると思いました。アクティビティケアでもプラン作成シートはありますが、ちがう形でアクティビティケアを行う時の参考に自分でもひもときシートを作成してみたいと思いました。

 

 また、グループごとに他の介護職の方々と話すことも大変有意義な時間でした。それぞれの施設や職種で、ケアに対する考え方がちがうということも感じました。

 

 私は最期まで地域で暮らすためにどんな地域であればいいのかを考える市民活動に15年以上関わっていますが、家族が多様化する現在の環境の中で介護職の役割は大きいと感じています。この学びが介護職のストレスの軽減につながり、地域で大きく拡がることを期待して次回以降も、より楽しく学びたいと思います。

(五十嵐 郁代さん)

学ぼう会の様子
学ぼう会の様子
ひもときシートを使って
ひもときシートを使って