No.1792 介助のトレンドをスタッフ間で共有。お互いにとってより良い介助方法について体感しました

 ケア向上委員会です。11月14日に『移乗支援用具の必要性』についての研修会を開催しました。

 

 ところで、移乗支援用具とは、日常生活で車いすやベッドへの移乗を支援するための用具のことを言います。当日は「用具がなぜ必要なのか」「どのようにすればスムーズに安全に用具を使用できるか」について、実技を交えながら研修を行いました。

 

 参加スタッフより「スムーズに移乗支援が行えます。」「身体への負担が少なく感じます。」等の声が聞かれました。

 

 私自身、ご利用者役として参加しましたが、ご利用者目線からも負担が少なく、また恐怖心も軽減されいると実感しました。

 

 今後、ご利用者さまの介護の重度化や身体機能の低下によって、より介護負担が増加することが考えられます。ケア向上委員会では「職員の不安をどのように軽減できるか」「導入を進め、職員間で使用方法を周知し、安全に介助を提供できるか」「職員の腰痛予防を行い、安全に業務を行えるか」を考え、ご利用者さま個々に合った「安心・安全な介助方法」ができるよう、つなげていきたいと思います。

 

 介助する側・受ける側の両方にとって、無理のない方法で介助を行い、ゆとりある介助、そしてQOL(生活の質)の充実を図っていきたいと思います。

(介護職員 小林)

実技開始前の説明に耳を傾けるスタッフの皆さん
実技開始前の説明に耳を傾けるスタッフの皆さん
移乗支援用具を実際に体験してみました
移乗支援用具を実際に体験してみました