ケア向上委員会です。11月18日(水)に「移乗支援用具の必要性について~介護者にも利用者にも優しい『ノーリフティングケア』をテーマとした研修会を開催しました。
今回の研修では、パワーポイントや実践動画、実演などを用いて職員が行っている介助方法を見直す良い機会になってもらえればと思い開催しました。また新しい生活様式にも配慮しながら、映像での説明、また実演においてはフェイスガードを使用しました。
今後、利用者様の重度化や身体機能の低下によって、さらに介護負担が増加すると考えられます。職員の負担軽減の為にも、移乗支援用具がいかに有効的かを今回の研修会を通して知ってもらえたのではないかと思います。
新しい物を使うことには大きな不安を感じると思いますが、今まで通りの力任せの介助を続けていたら両者の負担が大きく、事故につながり易くなります。ケア向上委員会では、その不安をどのようにしたら軽減できるか、個々に合う福祉用具を利用した「安心、安全な介助方法」を職員全員で考えられるように今後も働きかけていきます。そして、無理のない介助を行い「ゆとりあるケア」、「QOLの充実」を図っていければと思います。
(ケア向上委員会委員長 小林)
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