人権意識向上委員会です。先月は8月18日にさかのぼりますが、「身体拘束廃止・虐待防止」をテーマとした研修会を開催しました。
感染防止に十分配慮し、少人数でグループワークを行いました。具体的には、身体拘束や虐待の事例を用いながら「何が原因か、何をしてしまったか、どこの対応が悪かったか、改善策」等を各グループで話し合いました。その後、委員より「施設職員としてのあるべき姿」と題し、職員として身体拘束廃止・虐待防止に対してどうあるべきか、どういう存在でなくてはならないかについて参加者に伝えました。
普段、なかなかゆっくりと会話ができないなか、職種を越えた「話し合い」は予想以上に深まりました。参加者にとっては、自分が感じていること、他人が感じていること、周りとの意識の違い等、身体拘束や虐待に対して改めて認識を深めることができたのではないでしょうか。また、お互いの意見から「うん、うん」「そうだよね」と、福祉施設職員として共感するとともに、自分の対応はどうであるかを振り返ることもできました。
この研修会で感じたこと、思ったことを大切にし、「身体拘束廃止・虐待防止」に対して職員一同、同じ意識を持ち、日々の業務に取り組んでいけたらと思います。
(人権意識向上委員会委員長・池田)
コメントをお書きください