いつもお世話になっております。複合施設・防災対策委員会です。
当委員会では、去る10月18日(金)に「総合防災訓練」を開催しました。今回は、ご利用者様の入浴介助を行っている最中での火災発生を想定とし、また6丁目機械室からの出火として訓練を行いました。
入浴場面での総合訓練は初めての試みでもあり、訓練前は職員間で入浴中の避難誘導方法や、機械浴槽の緊急時の操作などを確認して訓練に挑みました。ちなみに、入浴中の利用者役として人形を用いて避難誘導を実施しましたが、体験してみて、人形での移動はスムーズにできましたが、ご利用者様本人だと思うと、緊急時の対応や介助方法が異なってくると感じました。それに伴い、反省や課題点が多く、委員会としても今後の課題を挙げて話し合い、対応やマニュアルを見直し、全職員がいつ、どの状況下でも迅速に対応できるよう、周知して参りたいと思います。また、今回の避難誘導で、職員・ご利用者様が一人も怪我無く終えたことが、企画班含め、委員会全体としてホッとしております。
そして、今回の総合訓練を行う中で、駆け付けてくださった地域防災協力員の皆様、上越消防署職員の皆様に心から感謝申し上げます。皆様からのご意見・ご講評を次回の訓練に活かしていき、当施設職員・ご利用者様の迅速かつ安全に避難誘導が行えるよう努めて参ります。
訓練の最後には、消防署の皆様より「消火訓練」を指導していただきました。消火器を使うことはあまりなく、不慣れな職員が多かったですが、消火器の使用方法やコツ(どこを目掛けて消火液を噴射するのか)等、実践を行いながら学ぶことができました。消火活動は、火災を広めない・予防方法でもあります。消火器の使い方や使用方法を学んだことを現場に持ち帰り、一人ひとりに周知して誰でも使いこなせるよう、委員会でも働きかけを行っていきたいと思います。
(防災対策委員会 委員長・藤田)
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