終日、穏やかな日差しに包まれた、今日のうみまち地方です。早いもので2月もあっという間に終わりを告げようとしています。
夕方、久しぶりに施設の屋上にあるはしごを登りました。周囲を見下ろすと、雪景色をした山々とは対照的に、平野部には積雪はまったく見られません。当地域にとっては昨年同様、小雪の冬となりました。
ところで、地域ではインフルエンザ等の感染症の流行が続いています。うがい・手洗いやマスクの着用等、くれぐれも体調管理にはご留意ください。
地域包括支援センターうのはな苑です。2月10日に開催した「介護者の集い」は、今年初めての調理実習でした。指導いただいたのは栄養士の藤縄さんです。
介護をしている方が、介護の合間に簡単に、不足しがちな野菜を十分に摂れるようにとメニューを考えていただきました。
参加者8人が2グループに分かれ、手際よく1時間かからず4品、「鶏のトマト煮」「高野豆腐のみそ炒め」「青菜の煮びたし」「にんじんサラダ」を料理しました。ちなみに、牛ふんの肥料をたっぷり吸った無農薬に近い美味しいお米を、当センターの田中さんから毎回いただいています。
今回好評だったのは、鶏のトマト煮と高野豆腐のみそ炒めでした。家にあるものをなんでもトマトのホール缶とともにスープでコトコト煮るものです。また、高野豆腐のみそ炒めは「こんな使い方もあるんだね」と目からうろこでした。他に、不足しがちな野菜をたっぷり、おいしくいただけるということで、参加者の皆さんは、今晩の献立に加えていたようです。
この時期にはありがたいほど、身体が温まります。皆さんも是非、お試しを!
(うのはな苑 秋山)
<鶏のトマト煮(4人分)>
・鶏のむね肉 100g
・ジャガイモ 2個
・にんじん 1/2本
・玉ねぎ 大1個
・マカロニ 30g
・トマト缶 1缶
・スープの素 1個
・塩 少々
・こしょう 少々
~作り方~
1.食べやすい大きさに切り
2.ひたひたのみずでコトコト煮る
3.柔らかくなったらマカロニを入れ、塩こしょうで味をつける
<高野豆腐のみそ炒め(2人分)>
・高野豆腐 2枚
・にら 20g
・キャベツ 60g
・にんじん 10g
・干しシイタケ 小1枚
・油 小さじ1
・みそ 小さじ2/3
・みりん 小さじ2/3
・酒 小さじ1弱
~作り方~
*みそ、みりん、酒は合わせておく
1.高野豆腐は、戻して薄切りにする
2.にら、キャベツ、にんじん、干しシイタケは食べやすい大きさに切る
3.油でいため、みそ、みりん、酒を加え混ぜる
先日、地域包括支援センターうのはな苑に、高齢者が飼っているペット(猫)の世話が行き届かずに増殖してしまい、多頭崩壊(ペットが増殖などで増えすぎ、適切な飼育が困難になってしまう)となりそうなケースがありました。その際に、動物愛護の観点から、殺処分を極力回避できるように相談にのっていただき、対応していただいた団体が「しっぽのなかま上越」です。
現在、高齢化に伴う体調不良や経済的事情等によりペットの世話ができないという問題がしばしば起こっています。また、ペットを家族の一員として捉えている高齢者にとっては、自分の生活よりペットの心配をされるという方も少なくありません。このような高齢者の生活を守る支援の一環として、このたび当施設内に「しっぽのなかま上越」の活動資金を集めるための「募金箱」を設置しました。皆さまからのご理解とご協力をお願いいたします。
~「しっぽのなかま上越」活動募金~
◇ 募金箱設置場所:しおさいの里等複合施設 事務所カウンター
◇ 募金箱設置期間:平成29年2月24日(金)~平成29年3月31日(金)
しおさいの里です。先日は2月16日の昼下がり。6丁目のデイルームでご利用者の皆さんとホットケーキ作りに勤しみました。
粉をこねる人、卵を割る人、イチゴをカットする人、生地を焼く人と飾りつけをする人。お一人おひとりが少しずつ、自分のできることにチャレンジしていただきました。途中、「もう、いいんじゃない」「混ぜるの固い、重たいわぁ!」との声。また、つまみ食いありの展開で終始、賑やかな雰囲気でのお菓子作りとなりました。
今回はアルミホイルの枠で♡や〇、□などの形を作ってみましたが、うまく焼けたもの、予想外の形に仕上がったものと、個性派ぞろいです。しかし、味はどれも格別でした。
最後の片付けもご利用者さまに手伝っていただき、とても助かりました。「こういうのもたまにはいいねえ」「また、やってみたいねえ」と次回もリクエストをいただきました。期待に沿えるかなぁ。
(介護支援専門員 山本)
しおさいの里居宅介護支援事業所です。平成28年度から介護支援専門員の研修制度が見直され、介護支援専門員試験の合格後に受講する「実務研修」において、3日程度の「事業所見学研修」が新たに組み込まれました。
この制度改正に伴い、当事業所としても初めてとなる見学研修の受け入れを行いました。3日間、当事業所に勤務する3名の介護支援専門員に同行しながら、一連のケアマネジメントの過程を見学・経験していただきました。
研修終了後、実習生のHさんからお手紙が届きました。中身を拝見し、同じ志を持つ仲間が増えたことに心強さを感じるとともに、私たちにとっても介護支援専門員を志したときの原点を思い起こす機会となりました。
今回の研修がHさんにとって少しでもお役に立てれば幸いです。厳しい雪の季節の中での研修、たいへんお疲れさまでした。また、何かあれば遠慮なくご連絡ください。これからのご活躍を心からお祈りいたします。
(スタッフ一同)
デイサービスセンターゆりかご荘です。先日2月6日(月)に、大潟区内にあります『野菜フレンチ サブリーユ』にて、半日デイサービスご利用者様と食事会を行いました。
料理はフランス料理。地元上越の野菜をふんだんに使った料理の数々が並びました。職員もご利用者様も、普段なかなか味わえない料理に驚きながら「これは何の料理ですか?」「これは何を使っているんですか」とお店の方に質問しながらいただきました。
普段、ゆっくりと時間をかけてお話しながら食事をとることは少ないので、いろいろなお話をしながら楽しい時間を過ごすことができました。
サブリーユ様、とってもおいしい料理をありがとうございました。
(介護職員 大島)
皆さん、ご無沙汰しております。うみまち厨房です。
ところで、寒いこの季節の定番料理といえば「お鍋」です。当施設でも人気のメニューとなっています。
先日、さいはま園のご利用者さまから「キムチ鍋が食べたいなぁ」とのリクエストをいただきました。そこで、お鍋のお供としてキムチの白菜漬けを添えさせていただきました。「皆さん、好みの辛さに調節しながら、美味しくキムチ鍋を召し上がっていました」と、生活支援員さんから教えていただきました。
作り手としては、食べていただいた皆さんに喜んでいただけることがこの上ない幸せです。これからもどうぞ、お気軽にご意見をお聞かせください。
(調理員 竹内)
地域包括支援センターうのはな苑では、「地域包括ケア」に関する啓発活動の一環として、広報紙『おおがた うのはな日和≪第13号≫』を発行しました。
このたび、大潟区内・各町内会長さんのご協力をいただきながら、「広報じょうえつ・2月15日号」とともに区内の全世帯(3,200世帯)に配布をさせていただきました。
広報紙をお読みいただいてのご意見・ご感想等がありましたら、どうぞお気軽にお問合せください。
(画像をクリックして拡大)
(担当:うのはな苑 荒井)
このたび、上越頸城福祉会では、日本財団2016年度福祉車両助成事業により、送迎車(軽自動車)を整備いたしました。
本日2月13日(月)、当複合施設玄関ロビーにおいて『車両お披露目式』が行われ、納車を担当されました「(株)ホンダ四輪販売長岡」様より、当法人本部・小菅事務局長がレプリカキーを受け取りました。
デイサービスセンターやショートステイ、介護予防教室等、在宅サービスご利用者の送迎に有効に活用させていただきます。日本財団様、このたびはありがとうございました。
<日本財団2016年度福祉車両助成事業完了報告>
◇事業名 送迎車(軽自動車)の整備
◇事業費総額 799,000円
◇助成金額 630,000円
◇車種 ホンダ/N-BOX 軽自動車 2WD/AT ガソリン 4名
◇事業完了日 平成29年2月13日
地域包括支援センターうのはな苑です。本日、当複合施設への視察訪問として、妙高市ならびに上越市中郷区を中心に事業運営を行われている新井頸南福祉会さんをはじめ、中郷区まちづくり振興会さん、(株)スマイルさんをお迎えしました。
今回の訪問では、平成27年度からスタートしました「上越市地域支え合い事業(介護予防教室、介護者家族の集い、認知症カフェ)」を中心に意見交換をさせていただきました。
予定していた時間をオーバーするほどの熱のこもった意見交換。私たちも中郷区の取り組み状況をお聞きすることができ、たいへん勉強になりました。
これからもお互いに、誰もが安心して住み続けられるまちづくりの視点で、地域社会との連携強化の取り組みに努めていきましょう!新井頸南福祉会えんじゅの郷・横田所長さんをはじめ、ご訪問いただきました皆さま、本日はありがとうございました。
いつもありがとうございます。しおさいの里高齢介護課・相談支援室です。
ところで皆さん、パソコンの本体を床に置いていませんか?床はホコリがたまりやすく、故障や火事の原因にもなりかねません。でも机の上は書類でいっぱい!
そこで、今回は我が部署の5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)の一環として、パソコン本体専用の机をDIYしてみました。
機能訓練員を中心に、木材を購入し「トントン♪」「カンカン♪」「ネジネジ♪」・・・。気がつけば、ここにしかない立派な机の完成です。
そして、サイズもピッタリ!これを機会にスタッフの机の上も整理、整頓、清掃を行いました。明日から気持ちよく仕事ができそうです。
(生活相談員 縄)
介護予防教室「だんだん広場」です。まだまだ寒さが厳しい昨今。今日は皆さんもこたつに入りながらの脳トレはいかがでしょうか。
これから訪れる春に向け、大切な人にお手紙を書くときの参考にしていただければ幸いです。
しおさいの里・5丁目です。先週の2月3日(金)に節分会を開催しました。
節分仕様に飾りつけを施したデイルーム内。ほどなくすると「鬼は外」のBGMとともに鬼に扮した職員が登場し、びっくりするご利用者の皆さん。その後は鬼に負けじと本気で新聞玉を投げていただきました。
お昼の「恵方巻」に続き、茶話会では皆さんでロールケーキをデコレーションしました。最後は青鬼さんと仲良く記念撮影し、節分会は無事終了。
ご利用者様の生き生きとした表情や笑顔が印象に残るひと時となりました。
(介護職員 高橋)
先月1月31日(No.1274)にご報告しました糸魚川大火義援金について、本日糸魚川市役所に届けさせていただきましたことをご報告します。
その後、災害現地に立ち寄りました。現在もがれきの処理が続けられている状況ではありますが、仮設の店舗で再開した商店・企業や、町中に掲げられた「がんばろう糸魚川」の横断幕を拝見し、復興の息吹を感じました。
被災された方々が一日も早く、元の生活に戻れるよう心からお祈りいたします。
2月1日(水)午後1時30分から、当複合施設・ボランティアルームにて、頸北消防署に勤務される佐藤救急救命士お招きし、「普通救命講習Ⅰ・3時間コース」が開催されました。
いつ、どこで発生するかわからない非常事態、ついさっきまで元気でいた方が突然、苦しみだし、心臓や呼吸が止まってしまうことがあります。そんな時、AEDがあれば多くの命を助けることができます。そばに居合わせた人ができる応急処置を救急隊員が到着するまでの間に実施することで、生存率が大きく変わるそうです。
傷病者の命を救い、社会復帰につなげるための一連の行為を「救命の連鎖」と言い、①「心停止の予防」、②「早期認識と通報」、③「一次救命処置」、④「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」の4つの輪で成り立ち、最初の3つは現場に居合わせた市民により行われることが期待され、途切れることなく素早くつながることで救命効果が高まることを再認識しました。
今回の参加者は再受講者でしたので、心肺蘇生法やAEDの使用方法、止血法及び異物除去方法等の実技もスムーズにできておりました。また、実技の後の質疑応答では、いくつかの質問事項もあり、さらに知識が深まったようです。できれば遭遇はしたくはありませんが、もし目の前でそのような事態が起きた場合は躊躇せずいち早く駆けつけ、命を救うべくお手伝いができるよう、一連の行為をしっかり身に着けたいと思います。
ちなみに、当複合施設では、2月15日(水)に第2回目の講習会を予定しています。頸北消防署の皆さま、次回もよろしくお願いします。
(高齢介護課長 福田)
IT(情報技術)の普及に伴い、多くの業界で従来の「紙文書」中心の業務から、「電子化文書」中心の業務への移行が進むなか、福祉分野も例外ではなく、介護人材難を受けた国の方針として、「記録のデータ化」による業務効率の向上が人手不足を補う手段の一つとして推進されています。
さいはま園におきましてもこの流れを受け、今年度より業務記録をデータ化すべく準備を進めてきました。このたび、機材やシステム等の体制が整ったことから、本日2月1日より電子化業務を本格的にスタートしました。
記録をデータ化することにより、スタッフ間の「情報共有」をはじめとし、記録の「検索」や「分析」が簡単になります。また、体調や症状の変化などの詳細なデータをすぐ準備することができ、グラフなどの視覚化も容易にできますので、ご利用者様やご家族様をはじめ病院等関係者へは、わかりやすい説明が可能となるのではないかと思っています。
加えて、これまではご利用者様個々の「ケース記録」やスタッフ間で情報を共有するための「申し送りノート」、そして「業務日誌」と数種類の書式に同じ情報を書き写す必要がありましたが、今後はパソコンに一発入力するだけですべての書式に自動的に反映させることができますので、業務効率向上にも大いに期待できます。
導入直後により、一時的にご利用者の皆さまにはご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、一日も早く軌道に乗せ、皆さまに寄り添える時間を少しでも増やしていきたいとスタッフ一同、想いを募らせています。
(生活相談員 田中)