いつもありがとうございます。食事委員会です。去る11月12日に『口腔ケア研修会』を開催しました。今回は新型コロナウイルス感染症予防対策のため、実地研修会ではなくビデオ視聴での研修会を開催しました。
今回のテーマは、日本人の半数、30歳以上の80%がかかっていると言われている『歯周病』についてです。
ビデオ視聴では、ブラッシングの方法や磨き残しになりやすい場所の説明と対処方法などもあり、利用者様への援助の際や職員自身の歯の健康管理にも役立つ内容でした。
今回の研修会に出席できなかった職員にも内容を伝え、利用者様により良いサービスを提供していきたいと思います。
(管理栄養士 二ノ倉)
先日は11月19日(木)のことです。この時期にしては珍しく晴天。しかも気温27度越えの暑い一日となりました。
きれいな青空に誘われて、しおさいの里・畑畑(はたはた)クラブでは、丹精込めて育てた大根の収穫を利用者様と一緒に行いました。白くスッと伸びた美人さんの脚のような大根や、太くてちょっと短めでも美味しそうな大根と、様々な大根が収穫できました。ご参加いただいた利用者様も皆楽しそうでした。
ここで、利用者様からの『ちょこっと』感想を。
☆K様女性:楽しかったわ。今度は蒔くとこからやりたいな。最初から最後まで育てたい。
☆F様女性:楽しかったね。でも暑っつかったね。
☆S様男性:初めて抜きました。百姓ではなかったのでやったことなかったけど、あんなに簡単に抜けるんですね。また来年もお願いします。
☆K様女性:去年よりいい大根いっぱいあったね、大きな煮た大根たべたいなぁ。
その後、獲れたての大根11kgほどを厨房へお届けいたしました。近々、お昼に美味しいみそ汁の具として登場致します。皆様美味しく召し上がって下さい!
(高齢介護課 畑畑クラブ)
ケア向上委員会です。11月18日(水)に「移乗支援用具の必要性について~介護者にも利用者にも優しい『ノーリフティングケア』をテーマとした研修会を開催しました。
今回の研修では、パワーポイントや実践動画、実演などを用いて職員が行っている介助方法を見直す良い機会になってもらえればと思い開催しました。また新しい生活様式にも配慮しながら、映像での説明、また実演においてはフェイスガードを使用しました。
今後、利用者様の重度化や身体機能の低下によって、さらに介護負担が増加すると考えられます。職員の負担軽減の為にも、移乗支援用具がいかに有効的かを今回の研修会を通して知ってもらえたのではないかと思います。
新しい物を使うことには大きな不安を感じると思いますが、今まで通りの力任せの介助を続けていたら両者の負担が大きく、事故につながり易くなります。ケア向上委員会では、その不安をどのようにしたら軽減できるか、個々に合う福祉用具を利用した「安心、安全な介助方法」を職員全員で考えられるように今後も働きかけていきます。そして、無理のない介助を行い「ゆとりあるケア」、「QOLの充実」を図っていければと思います。
(ケア向上委員会委員長 小林)
さいはま園です。11月13日午後より、デイルームにおいて新型コロナウイルスに負けない程に白熱した闘いが繰り広げられました。その名も『さいはまミニ運動会~2020~』!!
例年、複合施設全体で夏祭りを行っていますが、今年はコロナウイルスの影響のため、各ユニット毎に催しを企画し、開催することになりました。
当日は、午前中から雰囲気を高めようと、いつもの食堂を運動会ならではの万国旗とかわいらしい風船でガラリと雰囲気をチェンジ!!なかなかの出来映えとなりました。
おいしい昼食をいただいたあと、午後からの闘いに備え、各組の代表が練習を重ねてきた選手宣誓で熱い闘いの幕開けです。準備体操も入念に行い、先ずは「パン食いレース」からスタート!!ご利用者様が一人ひとり自分の持っている力を精一杯発揮し、目の前にぶら下がっているパンを、お口や手を使ってゲット!!運動会後のおやつになりました。
次の「麦わら帽子リレー」も紅白各チームのご利用者様、スタッフが一丸となり、笑いあり、熱い声援ありのリレーとなりました。そして、最後の種目となる、スタッフによる「色水リレー」は接戦のなか迎え、なんと1位のチームには1,000点という大逆転のかかった闘いに、普段車いすを押すことが主のスタッフたち、必死に慣れない手つきで車いすをこぎました!!審判長、ご利用者様に見守られ、先にペットボトルが満タンになったのは・・・白組でした!!
各チームに審判長から金・銀メダルが授与され、競技後は特製のおみこしと一緒に記念撮影をし、運動会は幕を閉じました。短い時間での開催でしたが、終始たくさんの笑顔があふれ、さいはま園全員が一丸となった時間となりました。
コロナ禍の中、外出もままならない現状ですが、コロナウイルスに負けない、さいはま園の強さと団結力を感じることができました。皆さん、本当にお疲れさまでした!!スタッフの皆さん、筋肉痛は大丈夫・・・ですかね?!
(合同行事担当 熊倉・西巻)
皆さま、いつもお世話になりありがとうございます。先日の小春日和。ご利用者さまからのご協力をいただき、中庭花壇の整備を行いました。
今回の整備では、寒さに強い『パンジー』と『チューリップの球根』を植えました。土の匂いと感触。自然と子どもの頃を思い出し、ワクワクしながら楽しい時間が過ぎていきました。
今年は『大雪』の予報と言われていますが、厳しい冬の寒さを乗り越え、また来春に私たちを楽しませてくださいね。ご利用者さまと花壇に向かい、そっと両手を合わせました。
(生活相談員 田中)
日頃からしおさいの里等複合施設をご利用ならびにご支援・ご協力をいただいております皆さまに心より感謝を申し上げます。
さて、皆さまもご承知の通り、いま世界では新型コロナウイルスの蔓延により、これまで培ってきた価値観や生活様式が一変してしまいました。未知のウイルスに対し、治療法がいまだ確立されていない中、世界中の皆さんが協力し、コロナウイルスの収束に向けた取り組みを行っています。
当複合施設をご利用いただく皆さまの生活におきましても、外出の自粛や面会の制限、マスクの着用等のご協力を継続してお願いしています。社会全体での一日も早い感染の収束に向け、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
コロナウイルスにより、気持ちが沈みがちになる日々が続くなか、去る11月13日(金)、ささやかではございますが施設内で『感謝祭』を開催させていただきました。毎年、ご家族や地域の皆さまをお招きしての盛大な催しを行っておりましたが、今年は感染予防を考慮し、ご利用者の皆さまと職員のみでの開催とさせていただきました。
各事業部門・ユニットごとに感染対策を施し、「今できる最大限の楽しい時間づくり」に努めました。このたびのイベントが、ご利用者の皆さまのこれからの生活に元気を与えることができれば幸いであります。そして、職員の皆さん、企画・運営にご尽力いただきありがとうございました。
(統括施設長 竹田)
現在、さいはま園では生活相談員(サービス管理責任者)を募集しております。資格をお持ちでご興味のある方は是非とも、お気軽にご連絡をいただければと思います。
詳細につきましては当ページ内「採用情報」ページでご確認いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
(法人本部事務局)
しおさいの里・DCU(認知症ケア向上)プロジェクトチームです。先月は10月29日に当チーム主催の職員研修会を開催しました。「地域で安心して暮らし続けるために~上越頸城福祉会としてできること~」をテーマに、様々な職種のスタッフから参加していただきました。
高齢福祉サービスに障がい福祉サービス、施設サービスに居宅サービス、居宅介護支援事業に地域包括支援センター事業。様々な福祉事業を運営する法人だからこそ、地域の人との関係性が作りやすく、地域との関わりが強くなれるのではとの意見を他のスタッフから教えていただきました。また、地域で暮らす認知症を持つ方や障がいがある方に対して、どのような支援を行っているのか、理解を深めることができました。
普段、私自身は特別養護老人ホームのスタッフの一員として生活援助をさせていただいております。関わらせていただく立場はそれぞれ違っても、認知症を持つ方々を支援していくためにはどのように地域と結びついていくべきかを考える機会となりました。
今回の研修会を通して、当法人の他事業所の方々と地域の現状について共有することができ、充実した時間が持てました。「顔の見える関係」がこれからも活動を通して繰り返されていき、連携し合うことでお互いのケアの質が向上していければ良いなと思いました。
(しおさいの里・3丁目 坂井)